ランクルプラドへのステアリングスイッチ追加とスピーカー交換で上質空間化!

あかいけ

2015年06月23日 14:32

トヨタの高級車の1台、ランドクルーザープラドです。


乗り心地は高級ではありますが、乗る方によってはご不満もおありの様子。
特に以前良いオーディオを取付された方には、いくら高級車についているものでも物足りないのが本音でしょう。

また、こんなに高級な車種でも、ステアリングについているボタンにはオーディオ操作用のものがありません。
今回は、この2点を改善すべく、入庫いただきました。


ステアリングスイッチのオーディオ操作につきましては、弊社で製造・販売している「ステアリングスイッチ追加キット」で対応します。
これを弊社作成の詳細写真までふんだんに盛り込まれた取付説明書通りに取付すれば、純正ディーラーオプションナビでも市販ナビでも、ステアリングリモコンが使用可能になります。
カーナビの機種によっては、「電話掛ける/切る」や「ボイスコントロール」も使えます。

スピーカーに関しましては、プラドへの取付では弊社で実績のある、キッカー製KSS674をお勧めしましたところ、ご採用いただきました。
プラドの純正スピーカーは大きいサイズですので、低音のボリューム感は大きいものの、マグネットが小さい上に振動板も重い為か、動くだけ動いて止まれない様子。
その結果、音としては「ボワーン」という低音になりがちです。

キッカーKSS674であれば、低音がしっかり出る上に「ビシッ」とした音です。
この「ビシッ」とした低音が出るのに、取付される台座が柔らかい材質だと、せっかく出ている音が空気振動にならずに不快なボディ側の振動になってしまいます。
そこで、柔らかい純正のプラスチックや市販の木材ではなく、それより固い材質で振動を受け止めて振動を音に効率よく変換しつつ不要振動を除去できる、アルミ&ラバーのハイブリッド素材の台座を使用します。


「見た目を変えずに良い音を」というリクエストもありましたので、ドアスピーカーだけでなくダッシュボード上のツィーターも純正同様見えないようにします。
しかしそのままポン付けでは、表現力の高い音にはなりにくいです。


何をするか?ツィーターの角度付けです。
これが「目の前で歌っている」や「ボーカルの息遣いが聞こえる」という音にするための手法です。
角度はイチイチ試聴しながら良いところを探っていきます。

また、配線もつなぐだけではありません。
繋がっていれば音は出ますが、接続方法と手間の掛け方で音が変わります。
ポイントは、「いかに信号量を増やすか」で、言い方を変えれば、「電流が通りやすいように接触面積を増やす」です。


接続方法は、経年変化や接触面積に不安のある、ラジオペンチなどでパチッと付けるエレクトロタップではなく、しっかり接続できるギボシ端子を採用。
しかも取付時のカシメも、端子とケーブルの接触面積を増やすべく、一度のカシメ作業ではなく、最大6回のカシメ作業を追加します。
1箇所での変化はごくわずかでも、何か所も変化すればトータルで大きな差になります。

出来上がった音は、純正とは比較にならない音で、歯切れ良くなる低音から気持ちよくキレイに響く高音まで、トータルで良い出来です。

「プラドなんだけど、同じように付けてくれる?」や
「音を聴いてみたい」など、
遠慮なくお問い合わせください。

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