純正ナビでも音は良くしたい~ヴェゼルでのスピーカー交換

あかいけ

2016年11月06日 23:16

新車ですと、やはりディーラー純正ナビを装着されるケースが多いようです。
ナビ性能につきましても、渋滞情報などは通信で受け取ったりしているので、市販品と遜色なかったり、逆に優位になる場合もあります。
逆に「スマホの地図でもok」というお考えの方にとっては、地図の新鮮さなど考慮しますと、ナビ性能すらどうでも良い方もおられます。

純正オーディオは音が悪い?



しかしながら、オーディオ性能につきましては、やはり市販品とは性能が異なることがほとんどです。

イコライザーが内蔵されていても、好みの音が出せるほどの調整幅が無かったり、元々の音がシャッキリせずモヤモヤしていることが多いです。
プロの方の中には、「調整を全部元に戻して、ボリュームを上げれば、そこそこ良い音になる」と言われる方もおられますが、それはイコライザーなどで「改悪」している場合の話であって、音が出ないものは出ないのです。

ただ、現在のカーオーディオの中には、エアコン操作や表示までナビやオーディオと一体になっているものが少なからず存在しているため、それらの場合は、ナビやオーディオデッキ部分の交換は困難、というより避けた方が良いでしょう。

それでも「新車に乗り換えたのに、前の車より音が悪い。前の車は何もしていなかったのに。」という方には、少しでもなんとかしたいと思われることでしょう。

音の解決はスピーカーから


そこで「スピーカー交換」です。

経験上、純正オーディオのままでも、スピーカー交換すれば、かなりの改善になります。
交換後、「もうこれだけで十分満足」とおっしゃる方も少なからずおられます。


今回は、純正ナビが付いた、ホンダ・ヴェゼルハイブリッドでスピーカー交換を実施します。

スピーカーの機種は、世界中のありとあらゆるメーカーや機種から弊社で厳選した機種をデモカーに装着したものを聴いてもらい、気に入った音が出るものを取り付けします。

何千何百とある機種からイチイチ試聴して1つに絞るのは大変な労力ですし、不可能です。
その中でも「これなら良いでしょう」と個人的に選んだものだけをデモカーに取り付けしています。

店内什器でスイッチひとつでスピーカーを聴き比べするのも悪くないでしょうが、残念ながら車内で聴く音とは大きく異なります。
車内ではスピーカーは足に向かって付いているのに、什器ではコチラに向いています。
同じ音のワケがありません。
車に付けている状態の音であれば、車種が異なっても、ある程度は同じ状態になりますので、自分のお車での仕上がりが容易に想像しやすいのです。


試聴の上、米国にあるキッカー製スピーカーKSS674(税別48500円)をお選びくださいました。
スピーカーのみでは固定できないため、固定用の台座を弊社オススメの材質のものを使用します。
アルミ&ラバーのハイブリッド材をチョイス。
これは一般的なプラスチックやプロショップで用いられる木材での取付台座よりも、しっかりした音で表現力の高い(リアルな感じがする)音がします。
台座の材質が違うだけで音が大きく変わりますので、スピーカーの機種と同様に重要なのです。


高音専用スピーカーのツィーターは純正でもダッシュボード上に装着されていますが、あまり出力レベルは高くありません。
交換するだけでもキレイに伸び、響く高音は手に入りますが、見た目が許せば、ダッシュボード上に出して固定した方が、より表現力が高い音になりやすいです。
(写真は取付途中の状態です。)

スピーカー交換のみで十分?




スピーカー交換後、純正ナビ内蔵のイコライザーで調整してみましたが、標準状態から大きくいじらなくても良好な状態になっています。

「純正ナビだからって音が悪いのは...」とお嘆きの方、弊社でご相談から承ります。

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