2016年11月13日
アクセル踏むとヒューンって言うんです~ハイエースでの配線修正作業
愛車をご自分の手でカスタマイズ、とても喜ばしいことだと思います。
昔は私もその一人でしたし、何かあっても自分で診れるというのは安心です。
ただし、やみくもに「これ付けてみよう」というのは、ある程度の年数を経てきたら、一度立ち止まって考えてみる機会を作ってみてはいかがでしょうか?

今回の200系ハイエースでは、「いろいろやってみたけど、なんだかわからなくなってしまった。」とのことで、診させてもらうことに。

着手されているのは、CDデッキ取り付けをはじめ、セパレートスピーカー交換、外部アンプ追加、サブウーハー追加、リヤスピーカー追加まどなど。
一番の問題点は、「アクセルを踏むと、ヒューンというノイズが発生する」ということでした。
これは外付けアンプを装着されている方に「よくありがち」なトラブルではありますが、デッキ内蔵アンプとスピーカー交換の組み合わせでも発生することがありますので、一通り見させてもらった方が良いでしょう。
症状を確認しますと、しっかり発生します、「ヒューン」という音。
これはガソリン車だと起こりやすいと思われがちですが、ディーゼル車でも同じなのです。
電源の強い線と外部アンプやスピーカーなどの信号線が近いと起こりやすかったり、アースがしっかり取れていないと出やすいです。
まずは、先入観無しに、気になる点を洗い出します。
アンプやバッテリー周りに、電解コンデンサ系のノイズフィルターが多数見られます。
また、外部アンプ用電源ケーブルを通している箇所が好ましくない状態のものもありました。
ノイズフィルターは、「どうしてもダメな場合の最終手段」という程度にしておかないと、後で痛い目に逢うことが多い部品です。
経年変化によって劣化すると、ここが原因でノイズが発生することがあるからです。
ノイズフィルターを外したら症状が消えた、なんてのは、古めの車両にはありがちです。

本来、電源ケーブルに限りませんが、板金の端が近くにある場合は、コルゲートチューブなどで配線か板金の端を保護しないと、振動で接触し始めてケーブルの被覆が切れて、結果的にショートしてしまうケースがあります。
ヒューズはショート防止のためにあるのですが、それが正常に機能しない場合は車両火災の可能性も否定できません。

気になるノイズフィルターを外して、電源ケーブルや信号線の取り回しなどを処理していくと、不要な部品や配線の山が発生します。
取り回しがスッキリして回路構成がシンプルになると、症状の発生原因が分かりやすくなります。
実はこの車両では、原因箇所が多過ぎて、今回のような全体をリフレッシュするような調査をしなかったら、この先も原因がわからないままになっていたと思われます。
ノイズ除去や不具合修正も、まずはご相談ください。
(株)赤池カーコミュニケーツシステムズ
静岡県沼津市旭町19
TEL:055-952-3236
webサイトはコチラ
お問い合わせはコチラ
昔は私もその一人でしたし、何かあっても自分で診れるというのは安心です。
なんでもかんでも付けちゃダメ
ただし、やみくもに「これ付けてみよう」というのは、ある程度の年数を経てきたら、一度立ち止まって考えてみる機会を作ってみてはいかがでしょうか?

今回の200系ハイエースでは、「いろいろやってみたけど、なんだかわからなくなってしまった。」とのことで、診させてもらうことに。

着手されているのは、CDデッキ取り付けをはじめ、セパレートスピーカー交換、外部アンプ追加、サブウーハー追加、リヤスピーカー追加まどなど。
一番の問題点は、「アクセルを踏むと、ヒューンというノイズが発生する」ということでした。
これは外付けアンプを装着されている方に「よくありがち」なトラブルではありますが、デッキ内蔵アンプとスピーカー交換の組み合わせでも発生することがありますので、一通り見させてもらった方が良いでしょう。
症状を確認しますと、しっかり発生します、「ヒューン」という音。
これはガソリン車だと起こりやすいと思われがちですが、ディーゼル車でも同じなのです。
電源の強い線と外部アンプやスピーカーなどの信号線が近いと起こりやすかったり、アースがしっかり取れていないと出やすいです。
なるべくシンプルに
まずは、先入観無しに、気になる点を洗い出します。
アンプやバッテリー周りに、電解コンデンサ系のノイズフィルターが多数見られます。
また、外部アンプ用電源ケーブルを通している箇所が好ましくない状態のものもありました。
ノイズフィルターは、「どうしてもダメな場合の最終手段」という程度にしておかないと、後で痛い目に逢うことが多い部品です。
経年変化によって劣化すると、ここが原因でノイズが発生することがあるからです。
ノイズフィルターを外したら症状が消えた、なんてのは、古めの車両にはありがちです。

本来、電源ケーブルに限りませんが、板金の端が近くにある場合は、コルゲートチューブなどで配線か板金の端を保護しないと、振動で接触し始めてケーブルの被覆が切れて、結果的にショートしてしまうケースがあります。
ヒューズはショート防止のためにあるのですが、それが正常に機能しない場合は車両火災の可能性も否定できません。
結果としては、原因究明を難しくしていた

気になるノイズフィルターを外して、電源ケーブルや信号線の取り回しなどを処理していくと、不要な部品や配線の山が発生します。
取り回しがスッキリして回路構成がシンプルになると、症状の発生原因が分かりやすくなります。
実はこの車両では、原因箇所が多過ぎて、今回のような全体をリフレッシュするような調査をしなかったら、この先も原因がわからないままになっていたと思われます。
ノイズ除去や不具合修正も、まずはご相談ください。
(株)赤池カーコミュニケーツシステムズ
静岡県沼津市旭町19
TEL:055-952-3236
webサイトはコチラ
お問い合わせはコチラ