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2017年07月28日

国内最高峰カーオーディオ音質コンテストで入賞

スポーツのそれぞれに試合があるように、カーオーディオでもコンペティションが存在します。
ジャンルはいくつかあり、見た目を競うものもありますし、大きな音が出ることを競うものもあります。

音質を競うカーオーディオコンペティション


音質を競うものがあり、参戦してきました。
国内最高峰の音質協議会「ハイエンドカーオーディオコンテスト」です。

第3回ハイエンドカーオーディオコンテストの様子
第3回となる今回は、2日間に渡り200台以上が参戦します。

ハイエンドカーオーディオコンテスト参戦車両i-MiEV
車両は弊社デモカーのi-MiEVです。
クラリオン製フルデジタルサウンドを装着しています。

参加クラスは、フルデジタルのみのクラス「FDSクラス」です。

見た目純正での参戦車両i-MiEV


弊社デモカーは、
「音を良くしたい」というご希望があるお客様に
「こんな感じではいかがでしょうか?」と試聴してもらうための車両です。

純正ディーラーオプションナビを付けて「音が悪いから、なんとかしたい」とご不満がある方に、
見た目派手な造形に何百万も掛かっている車両を見せても意味がないと弊社では考えます。

ニーズから逆算して、見た目はできるだけ「純正のまま」というデモカーが理想だと思っております。

見た目がほぼ純正の車両でも、音質競技ですので、問題ありません。
見た目を変更した方が音が良好になりやすいのは否定しませんが、変更せずに参戦です。

ドアスピーカーやツィーター部分も見た目変化なし


ハイエンドカーオーディオコンテスト参戦車両i-MiEVのドア
スピーカーが付いているドアは純正と変わりません。

ハイエンドカーオーディオコンテスト参戦車両i-MiEVのツィーター部分
高音専用スピーカーであるツィーターが付いている箇所も同様に純正と変わりません。

サブウーハーは荷物のことを最大限考慮


ハイエンドカーオーディオコンテスト参戦車両i-MiEVのサブウーハー
サブウーハーは追加しておりますが、荷物を積めるようにコンパクトなサイズで載せています。
サブウーハーの箱は縦にも置けますし、裏向きにすれば、上に荷物も乗せれます。
いざという時には、外すことも可能にしてあります。

パッと見では、そこら中に走っている車両と変わりなさそうな状態です。

コンテストでは、どんな結果が出るでしょうか?

結果は良好!音は見た目の問題ではないことを証明


ハイエンドカーオーディオコンテスト10位入賞トロフィー
結果は...10位入賞です。
点数は上位車両と比較して1点差の中に8台が入っています。
審査員の先生方曰く、大変僅差だそうです。

「見た目純正でも音は良くできる」という証明と言いますか、お墨付きをいただきました。

今後もより良い音を目指して精進していきます。
もちろん見た目は純正からかけ離れないという条件は変わりません。


その車に何がベストかを常に考える
(株)赤池カーコミュニケーツシステムズ」
静岡県沼津市旭町19
TEL:055-952-3236
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Posted by あかいけ at 06:02Comments(0)デモカーi-MiEVコンテスト

2017年07月14日

ドア内装とドア鉄板間の音波コントロール~i-MiEVでの実験

オーディオ実験中の三菱i-MiEV
カーオーディオの音を良くするための実験を進めています。

ビビり音、発生!


低音が多め(ウッドベースが大変大きい)の曲を聴いてみたところ、ドア周りが派手にビビり音を発生してしまいました。
さすがに「なんとかしたい」と思い立ち、対策を練ること10秒...
「ビビり音には、やはり制振でしょう。」
振動には振動防止、当然の成り行きです。

振動防止は原因究明から


振動したからと言って振動防止では、対処療法としても単純です。
ドアのどこが振動しているのか、原因を突き止めてから対策する方が良好な結果を得られます。
振動防止にだけ頼っていると、せっかく出ている「欲しい音」を阻害して、出てこなくしまう側面もあります。
いわゆる「デッドニング」の場合、制振する場合が多いようですので、注意が必要です。

ドア内装を外してみて音を出してみますと、ビビり音は発生しません。
内装とドア内側鉄板の間にビビり音の原因がありそうです。

遮音材で音の伝達を抑制してビビり音を対処


内装に防振材を貼らずに、内装に伝わる音エネルギーの減少を行えば、ビビり音の対策ができると仮定。
内装と鉄板の間に遮音材を挟みこむことで減衰させる目論見です。

遮音材も効果があるもの/それほどないものがありますので、注意が必要です。
弊社で実績があったものを採用です。
遮音材のひとつ、オスカー社が発売している「ダイポルギー」を使用します。

走行中のドアを通した外部からのノイズも入って来にくくなる効果も若干あると思われます。
以前の弊社デモカーでは、床下の内装下に追加すると、走行中ノイズを減らした効果もありましたので、時期を見て追加したいところです。

i-MiEVドア内装内に遮音材ダイポルギー追加
施工状態は、「挟み込み」です。
接着剤やテープなどでの貼り付けは行いません。
内装を固定する固定具に引っ掛ける感じにして、下に落ちない状態にします。

音の遮断が目的ですが、遮音材を固定してしまうと、サービスホールを強固に塞いでしまうのと同じ状態になる可能性があります。
ガッチリ空気遮断をしてしまいますと、サービスホールを塞ぐタイプのデッドニングと変わらなくなってしまいます。
内装がビビらない程度に鳴らすことが目的なのです。

内装を元に戻して試聴します。

遮音による減衰の効果


音のビビりが無くなり、落ち着いた音に変化しています。
片側だけ施工して比較しますと、施工前の音は荒っぽい・粗っぽく聴こえます。

音は少しのことで変わりますし、積み重ねでどんどん良くなります。
i-MiEVは引き続きコツコツ進めます。
実験結果によって、お客様の車両へ反映させています。



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Posted by あかいけ at 08:07Comments(0)スピーカーデモカーi-MiEV

2017年06月26日

ドアスピーカー裏面の音波コントロールは重要?~i-MiEVでの実験

オーディオ実験中の三菱i-MiEV
弊社デモカー三菱i-MiEVで、オーディオの実験を行っています。

音波コントロール実験です。


ドア裏面の音波コントロールについて検証してみます。

クルマのオーディオにおいて、大半の車種の場合、スピーカーはドアに装着されています。

オーディオ的観点で言い換えれば、「ドアはスピーカーボックスである」とも言えます。

スピーカーボックスではありますが、家庭用のスピーカーとは異なり、窓も空きますし雨水も通ります。
水抜き穴が必要なので、密閉型スピーカーは事実上不可能だと考えた方が良いでしょう。

考え方は家庭用スピーカーと同じ


スピーカーボックスであることには変わりはありませんので、他の方法で音を良くすることが可能です。
ボックス内の音波コントロールです。

家庭用スピーカーですと、ボックス内にフェルト素材などで吸音します。
ドアですと、水が抜けないと腐食やカビの原因になりますので、排水性の高い素材を使用します。

ドアスピーカーの場合、スピーカー背面の近くに、ドア外側の鉄板があります。
外鉄板からの反射波がスピーカー振動に悪影響を与えてしまいますので、反射をしにくいようにします。

i-MiEVのドアスピーカー背面に拡散材レアルシルトディフュージョン追加
音波拡散材として、積水化学工業製レアルシルトディフュージョンを採用します。
ドアスピーカー背面のドア外鉄板へ貼り付け施工します。

ドア内への素材追加ですので、施工後でも見た目は一切変わりません。

見た目は変わらない。効果は?


試聴をしてみます。
変化点は以下の通りです。
1.音のリアル感が増えました。
2.ボーカルから上のボリュームが上がった感じがします。
3.声の艶が増えました。
4.コーラスがよりハッキリしました。

音のリアル感と言いますか、雰囲気は大きく向上しています。

実験は、まだまだ続きます。

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Posted by あかいけ at 05:54Comments(0)スピーカーデモカーi-MiEV