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2017年02月09日

電気自動車での高品質バッテリ交換はオーディオに効く?

弊社デモカーi-MiEVをディーラーへ点検に出したところ、
「補器類(車内電気機材)用バッテリーの電圧が落ちていますね。9Vなので問題ないですが」
キネティック製バッテリーHC-800REVを装着したi-MiEV

カーオーディオは9Vでは動作しません。


あれれ?ちょっと待ってください。
9Vって言ったら、補器類動作しませんよ。
もちろんカーオーディオだって動きません。
メーカーは10.8V以下は動作保証していませんので、大変問題なのです。

たまたま動作しているのは、走行用の大きなバッテリーから常時電力供給されているからに過ぎません。
早急に対応です。

自動車用バッテリーの中には、カーオーディオ専用品も。


カーオーディオ専門店は、実はバッテリーも取り扱っております。

昔、業界内で定評があって、個人的に交換したことがあるのは、ドイツ・ボッシュ製です。
現在の液式バッテリーではパナソニック製カオスに人気が集まっている印象です。

数年前、弊社デモカーの数台を同時にカオスにしてみたのですが、正直あまり芳しくありませんでした。
1台だけなら「分かりにくいものかも」と思えたのですが、数台同時に交換して同じ評価であれば、間違いないでしょう。

一方、ドライバッテリーというものもあります。
バッテリーの中身は液体ではなく、固体が入っていますので、横倒しにしても大丈夫です。
細かく言えば、バッテリー液を浸した鉛などをメーカー独自方式で詰め込んでいますので、液体が漏れないのです。

同じ体積でもハイパワーだったり放電しきって(いわゆるバッテリー上がり)も再充電可能だったりと、ドライバッテリーの特性は大変良好なのですが、若干(?)高価でもあります。

性能は高いが、怖いものも。


価格以外のデメリットとしては、「突然死」が挙げられます。
その昔に流行した「オプティマバッテリー」などは、代表格でしょう。
個人的には突然死されては困るので、オプティマは使用していません。

横倒しなどが可能なせいか、サイズがメーカーの自由な設計になっていて、車に取り付けするのに金具を作る必要があったりします。
そのまた昔に流行した「オデッセイバッテリー」が、このタイプです。

時代が進み、自動車用として考えられて登場したものもあります。
今回採用の「キネティックバッテリー(以下キネティック)」は、「カーオーディオ専用」です。

専用と言いながらも、もちろんエンジンを掛けられます。
おおよそ規格サイズに合っています。
さらにバックボーンを考えると、信頼性は大変高いです。

キネティックは、アメリカ超大手のバッテリーメーカーの自動車バッテリーブランドなのです。
中には医療機器用もあり、命にかかわりますので、信頼性が無いとできない内容のものもあります。
技術的に安心できる内容です。

キネティックHC-800BLU
以前、キネティックの正規輸入が始まった頃、弊社デモカーのカプチーノに装着したところ、エンジンを掛ける際に、セルモーターが今まで聞いたことが無いくらい勢いよく回ったので、とても驚いた記憶があります。
もちろんエンジンの掛かりは、とても良くなりました。

今回キネティックを採用するにあたり、グレードを吟味しました。
カプチーノに装着した頃はBLUのみの1グレードのみでしたが、現在は3グレードあります。
グレードは上から、PRO(赤色のエンブレム)・REV(オレンジ色のエンブレム)・BLU(青色のエンブレム)です。

キネティック製バッテリーHC-800REV
軽自動車装着可能サイズのB19サイズですと、HC-800という品番で、グレードはREVとBLUが選択可能です。
BLUは前回試していますので、今回はREVに決定です。

i-MiEVへのキネティックバッテリー装着状態
サイズとしましては、敷地面積の縦と横はほぼ同じですので、置くのは問題ありません。
数cmほど高さが低いので、ウレタン素材のスポンジで高さを補填すれば、固定もガッチリ行えます。

キネティックバッテリーの端子部分は、世界中での汎用性を求めてか、ネジ穴があいています。
大きなサイズではD端子相当が付属していますが、軽自動車サイズのB端子では、端子が付属していないだけでなく、販売もされていません。

通常のオーディオショップでは、バッテリーケーブルを切断して丸端子を付けるでしょうが、「できるだけ純正のまま」という弊社のコンセプトにのっとり、弊社オリジナルでB端子を製造しました。

キネティックバッテリー用銅削り出しB端子
弊社で作るもので、性能が落ちては元も子もありませんし、気に入りません。
できるだけ性能を引き出せるよう、導電性では間違いない、「銅の削り出し」で製造です。

バッテリーのネジ穴にねじ込んで固定します。
端子頭は、10mm幅で削ってありますので、10mmスパナでしっかり固定できます。

装着後の音が一番大事。


取り付けが終わった後はバッテリー交換後の結果だけです。

エンジン始動が無い電気自動車ですから、「セルモーターの回転が力強くなった!」ということはあり得ません。
オーディオの音のみ、集中して聴いてみます。

「おっ、全然違う!」
集中の必要がなかったほど、クリアなリアルな音に変わりました。
確かに既にフルデジタルサウンドですので、元々十分クリアでリアルでしたが、さらにベールが外れたイメージです。
おかげで、少しばかりオーディオの設定を変えざるを得ないほどです。
(もちろん攻める方向で、です。)

電気自動車での良質なバッテリーへの交換は、カーオーディオに大いに有効であることが判明しました。
フルデジタルサウンドでも、より良質な電気があった方が良いことも付け加えておきます。

ドライバッテリーのため、少々高価ではありますが、「バッテリが弱くなってきたかな?」という際には、ご考慮くださっても損は無い内容だと思います。
弊社なら、無加工で取付可能です。

その車に何がベストかを常に考える
(株)赤池カーコミュニケーツシステムズ
静岡県沼津市旭町19
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2016年12月31日

ついにCDからスピーカーまでフルデジタル~i-MiEVフルデジタルZ3搭載車へデジタル出力ナビMAX776W取り付け

クラリオンフルデジタルサウンドでは、あらゆるメディアの入力ができるようになっています。
1.市販オーディオでも対応できるよう、スピーカー信号入力
2.市販ナビでも対応できるよう、RCA入力
3.デジタル同軸入力
4.デジタル光入力
5.USB入力

iPod/iPhoneをはじめとしたポータブルオーディオプレーヤーからは、デジタル信号を取り出す機材を経由してデジタル入力することも可能ですし、OTG(On The Go)ケーブルを使用したUSB入力も可能になっています。

i-MiEV標準装備のMMCS
元々デモカーのi-MiEVには、純正ナビMMCSが付いており、フルデジタルサウンドZ3とはアナログ入力(スピーカー信号)で接続しています。

デジタル出力付ナビ登場


クラリオンスーパーワイドナビMAX776W
新しくクラリオンから発売されたナビMAX776Wには、なんとデジタル音声出力が装備されたとか!
フルデジタルサウンドに接続すれば、ナビでCDを再生してデジタルのままスピーカーまでデジタルのままなので、信号劣化が無い!
良い音になるのは、容易に想像がつきます。

画面が横に大きいスーパーワイド画面


サイズは200mmワイドですが、通常のワイドサイズ機とは異なり、画面サイズが7.7型で、「スーパーワイド」なのです。
通常のワイドサイズ機は、操作部分が横に移設されているだけで、画面サイズは7型のままです。

MAX776Wでは、さらにワイドな画面になっていることによって、以下のメリットがあります。
1.シネスコサイズの映画を見ても上下に黒い帯がでません。より迫力が高い映像が楽しめます。
2.ナビ案内の最中、案内画面と地図画面の2画面でも見やすい画面構成です。
3.TVとナビの2画面では、左右2画面や子画面でも見やすく使えます。

i-MiEVはワイドサイズではなく通常の2DINサイズではありますが、若干の無理を承知で加工して取付することにしました。

MAX776Wとi-MiEV純正ナビMMCS
並べると、大きさの違いが歴然です。

MMCSにはBluetoothが無く、ハンズフリーも付いていませんでしたから、音と画面だけでなく使う上でも大きな進歩です。

アナログ化しない、全部デジタルの音


i-MiEVにスーパーワイドナビMAX776Wを取り付け
取り付けには表面パネルの加工を実施しましたが、労力に見合った効果はあるのか?
画面の使い易さは想像の通りでしたが、音は想像を超えました。
フルデジタル装着当時の正確さと速さを、さらに追及した上、自然な音になっています。

今までのアナログシステムでは聴けない音であるのは確かです。
好みかどうかは、まずは聴いてみてください。

ご試聴はご予約が確実です。

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2016年12月10日

クラリオンフルデジタルシステムってどんな音?~i-MiEVへの取り付け

世界初!のスピーカーまでデジタル信号が伝わって動作するサウンドシステムがクラリオンから発売されました。
クラリオンFDSを装着した三菱i-MiEV
弊社にあります電気自動車・三菱i-MiEVに装着してみました。

実は発表までに、クラリオン本社にて試聴する機会を設けさせてもらっておりましたので、発売されること自体は承知しておりました。
音に関しては、開発途中のものから製品段階まで試聴をしておりましたので、進化を見守ってきました。
それがついに購入できる状態になったのです。
名前は「クラリオン・フルデジタルサウンド」です。

デジタルならではの特徴のひとつとして、「低消費電力」があります。
エンジンで発電する機構がない電気自動車ですから、走行以外で使用する電気量が少ないのは助かります。
ノイズが発生しにくいのもメリットですから、走行時に静かな電気自動車との相性は大変良好です。

取り付けした内容は、
プロセッサーアンプとツィーターのセット Z3
フロントスピーカー Z7
サブウーハー Z25W
「基本的なフルセット」の組み合わせです。

i-MiEVの純正ナビMMCS
ナビは変更しておりませんので、三菱純正ナビMMCSのままです。

カーオーディオの音は機材だけでは決まりません。
取り付け方法や技術によっても変わってしまいます。
ネジの締め込み具合が違うだけでも音が変わってしまいますので、細かい箇所まで左右同じ作業が理想です。

i-MiEVに取付したフルデジタルツィーター
ツィーターは、純正位置に埋め込みしています。

i-MiEVに取り付けしたフルデジタルスピーカーZ7
スピーカーは、純正位置に鉄&アルミ台座と弊社オリジナル鉄製スペーサーの組み合わせで、ガッチリ固定しています。
経年変化に弱い木材や木ネジは使用していません。

i-MiEVへ見た目の変化なく装着したフルデジタルスピーカーZ7
見た目は純正と変わりません。

スピーカーケーブルはデジタルの場合は変更不要なので、純正をそのまま使用します。
必要となる追加部品が少なく、施工不要な部分が多いのもデジタルのメリットです。

弊社デモカーとしては珍しく、サブウーハーを搭載します。
トランクスペースに余裕がない軽自動車ですので、使用スペースも最大限考慮します。

メーカー発表の推奨容量ですと、30~60Lサイズの箱をサブウーハーの箱として使用するのが音響的には良好とされていますが、大きな箱を軽自動車のトランクに積むと荷物が積めません!

推奨容量1/3のサブウーハーボックスでZ25Wを装着
弊社では、最低推奨容量の1/3、約10Lの箱で鳴らします。
目的は「容量を確保すること」ではなく、「良い音を鳴らすこと」ですので、良い音さえ出れば容量は関係ありません。

Z25W内蔵サブウーハーボックスを裏向きに置いても大丈夫
しかもサブウーハーボックスなのに、裏向きに置くこともできますので、そこそこ重い荷物を載せてしまっても全然問題ありません。

出来上がりましたが、肝心なのは音です。
メーカーから提供されている、無料のスマホアプリで、装着内容を設定・調整します。

試聴しての細かい調整は今後に委ねますが、簡単に済ませた設定と調整だけでも、かなり良い感じの音です。
デジタルならではの静寂感やノイズのなさは、目論見以上です。

音を出す前に気になっていたサブウーハーの音量ですが、ズンドコ鳴らすには不足ですが、スピーカーに合わせたベース部分の補足による音響効果はバッチリ効いています。
良い感じに繋がっておりますので、「明らかにサブウーハーを追加した不自然感」が無いのに、低音がしっかり出ます。

代車で出ていない限りは弊社にありますので、試聴も可能です。
(使用頻度が高いため、ご試聴はメールやお電話でご予約ください。)

「見た目が純正と変わりなく、不便にならないのに良好な音」いかがですか?

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