ボルボV40に上質な音楽空間を～スピーカー交換を実施しました。

輸入車の中でもドイツ系とは異なる路線で人気上昇中のボルボですが、残念ながらカーオーディオとしてはご不満の方が多い様子です。
先日、ディーラーの方とお話ししましたところ、
「プレミアムサウンドって後から付けられないの？どうにも音が悪い」とか「CDなのにラジオ聴いてるみたいだ」などなど。
コンパクトクラスでは販売が急成長しているだけに、他社からのお乗り換え組にご不満が多いのでしょうか。

そこで、ご不満のある方のV40へディーラー様から「なんとかしてくれ！」とのご依頼をいただきました。


まず、ナビやエアコンが一体型となっているデッキ部分を改造するのは、見た目も含めて、操作性が悪くなりますし、使えなくなる機能も出てきますので、オススメできません。
輸入車を筆頭に、このような車種が非常に増えていますが、音を良くできないのでしょうか？
弊社からの回答は「まずはスピーカー交換はいかがでしょうか？」です。
現在の技術では、純正オーディオとは言え、それなりにハイパワーです。
市販品と遜色ない内容のものもあります。
しかし、スピーカーは「お買い得なものが付いているだけ」というものが多いです。
もちろん、音さえ出れば、カタログにうたっている機能は満たされるのですが…
言い方を変えれば「ボトルネック」です。
スピーカーを変えるだけで大きく変わります。


今回のV40に限らず、純正スピーカーは専用台座で固定されておりますので、固定用台座を用意する必要があります。
しかしながら、ボルボ用などというものはメーカーでは用意されていません。
これがハードルが高い理由です。


弊社では、市販の取付台座(インナーバッフルと言います)を加工・流用して、ボルボV40に使用します。
これによって、ワンオフ(一品モノ)で作るより安価で確実なものになります。
ちなみに弊社デモカーのボルボV70でも詳細は異なりますが、同じ手法です。
車両側も若干加工箇所がありますが、元に戻せる程度の加工です。


高音専用のツィーターは、純正と同じ位置に取り付けしますが、固定角度によって音が大きく変わりますので、試聴を重ねて固定角度を決めます。


仕上がりの見た目は純正と変わりません。
出てくる音は、純正とは大きく異なり、キレイな高音とボヤボヤしなくしっかりした低音が。
もちろんそれだけではありません。
表現力が格段に上がります。
オーナー様が聴いての第一声「ベースの音がベースになったよ！」「キースジャレットのトランペットと音がキーンと飛んでくるね！」とのことです。

見た目を変えずに「音を良くしたい」とご希望の方、これでいかがですか？
作業時間は朝開始で夕方には終わる「日帰り作業」です。
作業最中は、作業をご覧いただいておられても構いませんし、代車でのお出かけもokです。
徒歩で10分、車で３～５分のところに、美味しい魚介類が食べれたり、珍しい深海魚水族館がある「沼津港」もございます。

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