2016年04月01日
30系ヴェルファイヤJBLとMOPナビ付車の前後スピーカー交換および一歩踏み込み

30系ヴェルファイヤで、純正メーカーオプションナビを装着すると、米国JBL社製オーディオシステムが付いてきます。
純正で有名メーカー製ですし、17個(だと思いました)もスピーカーが付いているから、それはそれはスゴイ音を想像しますが、人によっては合わない方もおられるようです。
少なくとも、私個人では合うことが少ないです。
さて、同じように思ってくださった方からのご相談です。
「運転することも当然あるが、運転を代わってもらって後席に乗ることもある。
前後の席で良好に聴こえるように、スピーカーを交換するなどで、対応してほしい。」
とのことです。
聴くと、やっぱりモコモコとした音です。
メーカーオプションナビは、オプション価格で50~70万円(グレードにより変化)だそうです。
「こんなに払ってこんな音かよ!」とお嘆き・お怒りも分からなくありません。
以前、同じ内容でフロントスピーカーを交換していますので、経験済みです。
一部では「サウンドシャキット」を追加して対処しておられる方がいらっしゃるようですが、既にメーカー製造が完了しており、入手困難です。
実は、30ヴェルファイヤで、そのままスピーカーを交換してしまうと、高音と低音だけになってしまい、ボーカル部分を含む通常の音がなくなってしまいます。
そういう意味ではトヨタは「ワナ」を仕掛けています。
ですので、「スピーカー交換は不可」ということになるのですが、弊社では既に対策済み。
(スピーカー交換と同時にプロセッサーやアンプを追加しないとまともな音が出ない、というショップさんもあります。→それが普通です)
弊社デモカーで試聴の上、米国キッカー製KSS674(税別48500円)を前後に取り付けするよう、ご依頼いただきました。

前回、音の表現力向上を狙って、高音専用スピーカー(ツィーター)をダッシュボード上に設置しましたが、今回のご希望は「見た目は完全に純正状態」とのご希望なので、純正位置にツィーターを埋め込み、できるだけ表現力が上がるように取り付け位置や角度などを調整してみました。

リヤスピーカーも同様です。
純正位置にスピーカーを埋め込みましたので、「見た目は完全に純正状態」を満たしています。
作業完了後、お仕事のご都合もあり、ご本人ではなく奥様が車両引き取りにお見えになりました。
音を聴いてもらってのご感想は「細かいことは良く分からないけれど、音がキレイになった気がします。」とのこと。
そしてその翌日、ご本人様からお電話。
「低音が足りないねぇ。」
確かに純正サブウーハーの音を鳴らしていない仕様ですので、純正状態よりは低音が少し足りないハズです。
ならば、その部分も鳴らすようにしましょう。
本来であれば、専用サブウーハーを別に設置した方が良好な結果を生みやすいですが、「見た目純正」を踏襲します。

細かいことを言えば、フロントドアのボリュームが若干小さくなりましたが、前後バランスで調整するまでもない程度でしたので、使用には音大なさそうです。
音量は大きくないながらも、一番下の帯域の音も出てくるようになりましたので、迫力だけでなく、音の雰囲気も向上しました。
これならぼんやり・ボワボワした音ではありません。
30系アルファードでも同様に施工可能です。
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Posted by あかいけ at 06:42│Comments(0)
│お仕事(取付作業)