2016年09月02日

パッシブネットワークの有効性についての実験

デモカーi-MiEVにて、スピーカーの機種を変えずに取付方法等で音が変わるかを実験しています。
デモカーi-MiEV

メーカー試聴室での貴重な機会と新しいネタ


スピーカー製造メーカーで、新しく導入したスピーカーを試聴できる機会を設けていただき、さいたま新都心にある本社の視聴室で聴かせてもらいました。
開発担当の方もご同席くださったおかげで、開発サイドの貴重なお話も伺えました。
そんな中、さらに音を良くできる裏ネタも教えてくださり、これをトライすることにしました。
(もちろん必ず音が良くなるわけではないので、実験して確認する必要があります。)

高音用スピーカー(ツィーター)と中低音用スピーカー(ウーハー)が別体になっているタイプを「セパレート」と呼ぶのですが、2つのスピーカーをそのまま並列に接続するとスピーカー自体を破損させてしまいます。
スピーカー保護と再生周波数帯域分割のために、パッシブネットワークという回路機材が付いていることが多いです。

パッシブネットワークウーハーのみスルー化
今回は、これを通さずに、音を鳴らすとどうなるか、を実験します。
もちろんツィーターは保護の必要がありますので、保護回路としてネットワークを中継しますが、ウーハー側は不得意な周波数部分が鳴らせないだけで、破損はしません。

音はリアルに


比較してみますと、ネットワークを通さずに音を出した方が、リアル感が向上した感じがします。
ボーカル部分の音量も、気のせいか、大きくなった気がします。
両方施工して聴いてみると、間違いなくリアル感向上です(感じがする、ではありませんでした)。

また、ボーカルのみならず、トランペットのシャープな歯切れの良い音にも驚きです。
低音もよく響くように感じます。

他に実験する機会があれば試してみたいところです。

良い音への検証は、まだまだ続きます。
(株)赤池カーコミュニケーツシステムズ
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